美学生インタビューInterview
リボン
ミスキャンパス関西学院2024準グランプリの和根﨑颯美ちゃんが爽やかな浴衣姿で再登場!
昨年は「俳優志望」と語っていた颯美ちゃん。今はアナウンサー就活にも取り組んでいるそう!インタビューではそのきっかけや、現在挑戦中のミスユニバーシティ2025への思いなどについて赤裸々に語ってくれました。
俳優もアナウンサーも、目指す理由は「誰かのために」 “表現”を軸に広がった夢の形
今回の浴衣のポイントを教えてください。
普段は可愛らしい大きめの花柄を選ぶことが多いんですけど、20歳になったので大人っぽい印象にしたくて、おとなしめの浴衣にしました。大好きなお花はどうしても入れたかったので、小さめの花柄を選んでいます。和風な雰囲気がお気に入りです!
爽やかな雰囲気が弾ける笑顔にぴったりですね!浴衣特集ということで、夏の思い出はありますか?
夏は必ず花火を見ます!去年はミスキャンパス関西学院に出ていたので、ファイナリストの何人かと浴衣を着て花火大会に行ったり、手持ち花火をしたりしました。家にいるよりアウトドア派で、自然が大好きなんです!
ただ、今年は大学3回生の夏なんでね、就活が待ち受けています(泣)
あれ?前回の取材では将来の夢は俳優と話していましたよね。就活もしているんですか?
はい。現在も俳優を目指していることは変わっていません。でも、それと同じくらい、自分の中でアナウンサーという職業への興味も膨らんでいます。
どんなきっかけがあったんですか?
ミスキャンパス関西学院で準グランプリになって、現役のアナウンサーとして活躍されている先輩とお会いする機会があったんです。その方の言葉の力に本当にびっくりしました。とにかく観察力がすごいんです!「わねちゃんはこういうところが魅力的だから」と自分では思ってもみなかった角度から褒めてくださって、言葉を通してはっとさせられることばかりでした。
私は自分が思ったことを言葉にする勇気がなくて、心の中に留めてしまいがちなんです。でも、それを自分なりの言葉にして伝えてくださる先輩が本当にカッコよくて……。その時、気づいたんです。ずっと演技がしたいと思っていたけれど、私は“表現”がしたかったのかもしれないって。
どういうことですか?
言葉でも演技でもいい。感情を誰かの心に届けられる人になりたいんです。
私が俳優を目指していたのは、子役時代の経験がきっかけでした。演技をしていると自分の閉じこもっていた心が解放される感覚があったんです。
閉じこもっていた心……。そう感じるのにはきっと理由がありますよね。
人と話すことは大好きなんですけど、遠慮しがちなところがあって、つい周りの顔色を伺いながら相手に合わせてしまうんです。一度でも誰かの心に傷つく言葉が入ってしまったら、もう絶対に元通りにはならない。そう思うと慎重になりすぎて、気づけば自分をコロコロ変えてしまいます。
でも、そうしていると知らないうちに心が閉じこもる感覚があります。そのことに演技をしていると気づくんです。自分の秘めた感情と役の感情が重なり合う瞬間があるので。
本当なら自分の中で終わるはずだった感情が、演技によって解放されて、役を通じて誰かの心に届く。私が誰かの演技に感動したように、もしかしたら私の演技も誰かを救い、心を揺さぶることができるかもしれない。そう思うと、どんなに過酷でも、自分が傷ついてもいい。すべての経験や感情を“表現”として誰かに届けたいと思います。相手を助けたいという気持ちが強いんです。自分にあまり興味がない私にとって、演技は切っても切り離せないものでした。
先輩と出会うまでは、私にとって表現=演技だったんです。でも、先輩との関わりの中で、“表現”の形はひとつではない、“言葉”でも表現できるんだと気づきました。
怖かった“言葉”と向き合うために――ミスユニバーシティで挑む、新しい自分への一歩
和根﨑さんにとって“表現”は、自分の持っているものを余すことなく相手に届ける手段なんですね。どうしてそんなにも「相手のために」という思いが強いんでしょう?
たぶん、誰かを傷つけるのが怖いんだと思います。
中学生の時、吃音のある同級生が周りから心ない言葉を言われているのを陰で聞いたことがありました。「その子は何も悪くないのに、どうしてこんなことを言われなきゃいけないんだろう?」と葛藤して、せめてその言葉が本人に届かないようにと、その子を言葉から遠ざけるような行動をとっていました。
あの時、言葉が人を傷つける怖さを知って、自分も誰かを傷つけてしまうかもしれないことが恐ろしくなったんです。だからこそ、誰かに尽くしたり助けたりすることで、傷つけることから少しでも逃れようとしているのかもしれません。そうして私にとっての言葉は、自分の思いというよりも、相手が求めている言葉を返すためのものになっていきました。
でも、私は先輩みたいに自信を持って自分の思いを言葉にできる人にもなりたいんです。そのために私は今、全国の大学生・専門学生・大学院生が参加する「日本一の女子大生」を決めるコンテスト『ミスユニバーシティ2025』兵庫代表としても活動しています。
ミスユニバーシティへの挑戦が、どうして言葉に対する自信の無さを払拭することに繋がると考えたんですか?
ミスユニバーシティは見た目の美しさだけではなく、リーダーシップや社会貢献への思い、多様性を大切にする心なども評価されるコンテストです。
内面を大切にするこのコンテストを通じてなら、今まで怖くて目をそらしてきた“言葉を届けること”に向き合えると思いました。
成長したいという強い思いが伝わってきます。今はどんな活動をしているんですか?
9月16日の日本大会に向けて、ウォーキングやダンス、スピーチの練習をしています。
また、このコンテストは取り組む過程も評価対象になるので、SNSでの発信にも力を入れています。兵庫代表として、支えてくれた地元への感謝を込めて、県の魅力を伝えていきたいです。応援してくださる方のお力をお借りしながら頑張ります!
最後に日本大会に向けて目標を聞かせてください!
言葉に自信が持てない自分を変えたいです。また、日本大会でのスピーチでは、濁りなく、自分が作っていきたい社会についての言葉を届けたいと思っています。そうして成長した私の姿が誰かの一歩を後押しするきっかけになれば嬉しいです!
美学生プロフィールProfile

和根﨑 颯美 (わねざきはやみ) 関西学院大学 総合政策学部都市政策学科3回生
>お仕事を依頼する- 生年月日
- 2005年3月4日
- 出身地
- 東京都
- 憧れの人
- 杉咲花さん・綾瀬はるかさん・永野芽郁さん
- チャームポイント
- 笑うと目がなくなってしまうところ!
- 性格を一言で表すと?
- 切り替えが早い冒険家!笑
- 異性を落とすコツは?
- ギャップを見せる!
- 主な活動
- ミスユニバーシティ2025兵庫代表 / ミスキャンパス関西学院2024準グランプリ / バイクレースチーム 信州Re:N with TOTEC アンバサダー / マナコレ撮影会 / 美少女図鑑本部所属 / 関西学院大学総部放送局 / アルバイト:ビールの売り子、テレビ局 / ドラマ・映画:『おいしい給食』出演(岡友美役)
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担当カメラマン・インタビュアーCameraman & Interviewer
