2022.08.11

五十嵐にいか(早稲田大学)「いつでも全力笑顔!エネルギーと情熱溢れる学生キャスター」

沖 玲萌立教大学1年生

前の美男美女

  • Title #0
  • Title #0
  • Title #0
  • Title #0
  • Title #0
  • Title #0
  • Title #0
  • Title #0
  • Title #0
  • Title #0

リボン

記事をシェアして応援しよう!

美学生インタビューInterview

週6で朝昼晩アナウンスの特訓!アナウンサーへの熱い思い

早稲田大学に進学した理由を教えてください。

校風に惹かれました。「在野精神」(早稲田大学創立者の大隈重信が唱えた在り方)という言葉があるように、早稲田大学は泥臭く戦い、学んでいくというイメージが高校生の時からありました。

 

あとはやりたいことが何でもできるし、周りからもたくさん刺激をもらいながら自分も成長できると思ったのも理由の一つです。実際に入ってみるとそのイメージを超えてきたのですごく楽しいです!

期待を超える魅力的な大学なんですね。大学ではどんな勉強をしているんですか?

SDGsに関心があって、特にエネルギーについて勉強しています。今年の3月にはSDGsに貢献するためのツールとして2019年から始まったSDGs検定も取りました!

SDGs検定は初めて知りました!前からSDGsには興味があったんですか?

きっかけは小学生くらいの時にテレビで流れたユニセフの貧困についてのCMですね。栄養失調でお腹がぽっこり出てる子どもの映像があまりにも衝撃的すぎて……。

 

だから子どもの時に感じた疑問を今大学で勉強して、将来的には知識を持った上で現地を取材して伝えられる人になりたいです。

それがアナウンサーという夢につながるんですね。アナウンサーはいつごろから意識していたんですか。

東日本大震災を体験した小学2年生のころですね。祖母が東北に住んでいたのであまりにも心配だったんですけど、情報を得るためにテレビをつけたらアナウンサーが冷静に情報を伝えようとしているのを見て、落ち着きを取り戻すことができたんです。

 

それ以来、今はどういう状況かという事実を伝えられることが素敵だなと思って、自分もそういったことができる職業に就きたいと思い始めました。

小さいころからの夢だったんですね。アナウンスの勉強を始めたのはいつからですか?


高校生からです。放送委員会で週6で活動して、週1は他の部活をしていたので高校時代は部活の日々でした(笑)

週6!?兼部をしていたら遊ぶ暇もないですよね。

高校1年生の終わりくらいから誰かとご飯を食べた記憶がほとんどないですね(笑)放送委員会は朝昼晩でやりたい人は練習しようというスタイルだったんです。別に練習しなくてもいいんですけど自分のためでもあるので、朝は6時半に家を出て1時間練習してましたね。

 

お昼休みはラジオ放送を毎日校内で流していて、先生を呼んでトークしたり、謎に株価の情報を流したり(笑)毎日の活動はこんな感じで、中でも一番力を入れていたのはアナウンスの大会に向けての練習でした。

どんな大会なんですか?

私は主に「アナウンス部門」という、1分30秒以内の原稿を自分で作って読む部門に出ていました。原稿がテーマに沿った内容か、聞き手に伝わる自然な発声ができているか、読む際の間の取り方は適切かなどが審査基準で、100点満点で採点され、順位がつきます。

 

一番頑張った原稿は、高校2年生の時に作った“宇宙じん”が見つかったというものです(笑)

“宇宙じん”ってあの宇宙人ですか?気になりますね。

「ワレワレハ」の方の宇宙人じゃなくて、宇宙の塵(ちり)と書く「宇宙塵」の方なんです!0.01ミリくらいのものすごく小さな球体の宇宙塵を、地学部の子が学校の屋上で見つけたよという原稿を作りました。

 

地学部の子に「宇宙塵探すんだよね。」って言われた時から気になって「え、なになに~!」って一緒に着いていって取材していたので、大会までの一か月くらいはずっと密着してましたね。

 

実際に取材に行ってその人がどんなことを考えながらどんな気持ちで宇宙塵を探しているのかを知れる楽しさに気づけて、よりアナウンサーになりたいという思いが強くなりました。

「もう辞めちゃおっかな」と思うほどの挫折……

「宇宙塵」の原稿を読んだ大会では何を目標にしていたんですか?

「全国大会で決勝に残るぞ!」と決めていました。上位10人に入選すると決勝ではNHKホールの舞台上で原稿を読むことができるんです。

 

千葉県大会では宇宙塵の原稿で優勝することができて全国の出場者の中の4000分の360人くらいに残ることができて、そのあとの全国大会では準決勝進出の60人にも残れていたんです。

 

次が目標の決勝だったんですけど、決勝に進む10人は決勝がおこなわれる当日の朝にNHKホールの大画面に映し出されるんですよ。バンっと映し出されている画面を見たら自分の高校の名前があって、「おお!待って!!これはなになになに!」と思って名前を見たら私じゃなくて高校の先輩の名前だったんです(笑)結局、自分は17位でしたね。

17位も十分凄いですが、目標があっただけにやっぱり悔しいですよね。

悔しすぎましたね(笑)「もうやめちゃおっかな」と思うくらい落ち込みました。

 

実は大会前の1月ごろに自分が部長になってチアダンス部を立ち上げていたんです。自分がやりたくて始めたことなのにアナウンスとの両立が出来ていなかったらダメだと思っていたので、負けてしまった時は大きな挫折でした。

 

「チアをやってるからだ」と思った人も部活の中には居たと思うし、「両立向いてないのかな」とかも思いましたね。

そんな挫折からどうやって立ち直ったんですか?

引退する先輩の「放送は芸術です。」という言葉を聞いて、私が大事にしていたのは結果じゃなかったと気付けたんです。結果よりも誰かに伝えることが大事で、自分は全国大会の舞台でそれができたし、これからも伝える活動をしていくわけだから、これで終わりじゃないなって思えました。伝えたいことを伝えられる活動をしたい、という小学2年生の頃の初心に戻った気がします。

ぶれない芯があってカッコいいです!それが高校2年生の時ですよね。そのあとの大会はどうだったんですか?

翌年のNHK杯はコロナの影響で中止になってしまったんです。でも、全国高等学校総合文化祭という別の大会で最優秀賞を受賞することができました!

おめでとうございます!優勝した時はどんな気持ちでしたか?


それが全く感動できない瞬間になってしまったんです(笑)優勝した全国高等学校総合文化祭はオンラインで録音した音声を提出して、ネットで結果がポンって返ってくるんですけど、優勝の報告もライブチケットが当たったみたいな感じでくるんですよ(笑)

 

だから、自分はあんまり優勝した実感が湧かなかったんですけど、支えてくれた周りの人がすごい喜んでくれたのでそれが一番嬉しかったですね。

初ZIPは緊張で足が震えました(笑)

現在は芸能事務所の生島企画室に所属しているそうですね。事務所ではどんなことをしているんですか?


アナウンスのレッスンがあって、アナウンサーとしてどうあるべきかなどを教えてもらってます。

 

高校生の時はひたすら技術を学んできたんです。だからアナウンスも技術面で捉えていました。でも、事務所のアナウンスレッスンは技術よりもアナウンサーの心構えを教わることが多いので少し驚きました。

 

今まではとにかく「伝えよう!」とばかり考えていたんですけど、レッスンを受けてからは「何を伝えるか」を大事に考えるようになりました。アナウンサーは主役ではなく、共演者の魅力やニュースを伝えることのできる“伝え手”であることを改めて認識して、やっぱりアナウンサーの仕事は面白いと思いましたね。

本格的な仕事が増えると環境も大きく変わりますよね。初めてのお仕事はどうでしたか?


最初に『ZIP!静岡weather』に出た時は、気づいたら足がプルプル震えて顔も固まっちゃってましたね(笑)楽観的なので「全然緊張しないよ〜」って思ってたんですけど。

 

今までは全く表情を意識してこなかったので、後々映像を確認したらあまりにも上を向きすぎていて、それじゃ見ている人に伝えたい内容が伝わらないじゃないですか。だから「まだまだへたっぴだなぁ」って思いながら日々練習しています。

伝えるだけでも難しいのに表情も意識しなきゃいけないのは大変ですよね。最近は慣れてきましたか?

『ZIP!』に出始めて半年くらいになるんですけど、スタッフさんに「お、良くなったね。」とか言ってもらえるようになりました!

 

朝の番組なので、暗い顔で「おはようございます。」って言うよりも明るい顔で「おはようございま~す!」って言った方が元気が出ると思うんです。そのテンションのバランスを学ぶことができましたね。高校までとやっていることが全然違うので、苦労することはたくさんあるけどそれ以上にすごく楽しいです!!

現場で経験を積めるのは貴重ですもんね。

「やばい!私知らないことがいっぱいある!」って思えるので、技術的に向上できるし、アナウンサーを目指す上での自信に繋がるので、やらせてもらえて光栄だなといつも思ってます。

では最後に、将来の展望を教えてください!


自分で取材して、自分で考えてそれを皆さんにしっかりと伝えられるアナウンサーになりたいです。何かを引き出して伝えることが一番楽しい作業だし、それはメディアに関わる人間の特権だと思います。

 

最初にも話したように大学ではSDGsを学んでいるので、現状にアプローチしたドキュメンタリー番組の司会をやってみたいという気持ちもあるんですけど、自分が知らないだけでどの分野にも面白いところは必ずあると思うんです。私のモットーは「いつでも全力笑顔」と「今できる100%を全力でやる」ことなので、どんなお仕事にも全力で臨めるアナウンサーになりたいです。



美学生プロフィールProfile

プロフィールphotos

五十嵐にいか (いがらしにいか) 早稲田大学 社会科学部2年生

>お仕事を依頼する
生年月日
2003年1月15日
出身地
千葉県
憧れの人
小林麻央さん
チャームポイント
おでこ
性格を一言で表すと?
自由奔放
異性を落とすコツは?
相手のことを考える?
主な活動
フロアホッケー(障がい者競技)関東大会 司会兼実況 / 高校サッカー関東大会 開会式司会・場内アナウンス / NHK杯全国高校放送コンテスト千葉県大会最優秀賞 / NHK杯全国高校放送コンテスト全国大会準決勝進出 / 全国高等学校総合文化祭 最優秀賞 / 生島企画室に学生キャスター兼タレントとして所属 / トレンドサーチ BSTBS レポーター / 17LIVE_NewsMedia MC / ZIP!静岡Weather 出演中
Twitter
Instagram

特集Special

美男美女検索Search

美男美女ランキングRanking

  • 月間
  • 総合

慶應義塾大学 2年生

関西学院大学 3回生

法政大学 4年生

立命館大学 4年生

青山学院大学 3年生

青山学院大学 2年生

京都ノートルダム女子大学 3回生

青山学院大学 3年生

toTop

当サイトに掲載されている画像・文章等の無断転載は固く禁じます。

© 2016 Bigakuseizukan Inc.