田宮彩楽（大阪大学）「アナウンサー志望のフレッシュな1回生！地元・富山のテレビ番組でリポーター経験も」

「彩楽の挨拶を聞くとやる気が出る！」 吹奏楽部の部長を務めて感じた“人前で話す喜び”

アナウンサーを目指すようになったきっかけを教えてください。

2つあって、一つは中学1年生の時に地元・富山のテレビ局でリポーターを経験したことです。

私は幼少期からダンスをやっていて、もともと人前に立つことが好きだったんです。小学校高学年の頃、母の知り合いの勧めで地元の小さな芸能事務所に入って、最初はティーン向けブランドのキッズモデルなどのお仕事をしていました。

めちゃくちゃ可愛いですね！そこからどうしてリポーターを始めることになったんでしょう？

私、身長が157cmと小柄で、特別華奢な体型というわけでもなかったので、モデルの仕事を続けることに自信がなくなることがあったんです。そこで、「私が他の人より秀でてるところって何だろう？」と考えた時に、「話すことが得意なんじゃないか」ってひらめいたんですよね。

ちょうどその頃、事務所を通じて、地元のお昼の情報バラエティ番組のリポーターのオーディション情報が舞い込んできたんです。モデルのオーディションしか受けたことがなかったので少し不安もあったんですが、思い切ってエントリーしました。

オーディションではどんなことをしたんですか？

自己紹介や特技披露、質疑応答があって、特技披露では当時ハマっていたけん玉を披露しました。

広いスタジオにポンッと立たされて、テレビ局のお偉いさんや番組のアナウンサーさんの前で喋るのでめちゃくちゃ緊張してしまって……内容はあまり覚えていません（笑）でも、あとで映像を見返すと、中学生のちびっこなりにすごく楽しそうに喋っていました。

そして見事、リポーターに抜擢された田宮さん。どんな活動をしていたんですか？

県内の美味しいお料理屋さんを巡ったり、夏はひんやりスイーツを食べに行ったり、スタジオの生放送でウド鈴木さんとお話したりジェスチャーゲームをさせていただいたこともあります。

 

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テレビ局に出入りする中でアナウンサーの方が働く姿を間近で見て、すごくカッコいいなと思い、それがアナウンサーを志すきっかけになりました。

ただ、しばらくしてコロナが流行し始めてリポーター活動は打ち切りになってしまったんです……。また、高校に入ってからは部活や学業に専念するため、芸能活動からは距離を置くことになりました。

それは残念でしたね。もう一つのアナウンサーを目指したきっかけは何ですか？

高校2年生の時、吹奏楽部で部長を務めていて、部活の最初と最後に「今日も頑張っていきましょう」と挨拶をしたり、その日の連絡事項を伝える役割を担っていたんです。副部長の子から「彩楽の話し方めちゃくちゃいいね！場が締まるし、やる気が出るわ〜！」って褒めてもらえたことがあって、それが本当に嬉しかったんです。「人前で話す仕事がしたい」と改めて思いました。

素敵なきっかけですね！挨拶の時に意識していたことはありますか？

みんなを鼓舞するような言葉選びをすることです。部長として喝は入れなきゃいけないし、ダメなところは注意しなくちゃいけない。でも、否定ばかりされたらモチベーションも下がってしまうと思うんですよね。なので、上から目線にならないように、「みんなでこれからも頑張っていこうね」と寄り添う一言を添えることを心がけていました。

みんなで一丸となって頑張った結果、私の代でずっと目標だった県大会金賞を頂くことができて、とても嬉しかったです！

ちなみに田宮さんは何の楽器を担当していたんですか？

パーカッションです！木琴や鉄琴、マリンバ、タンバリン、カスタネット、チャイムなど打楽器全般を担当していました。

体験入部の時、管楽器が上手く吹けなくて、試しに打楽器をやってみたらすごく楽しかったんです。管楽器は同じパートに何人もいるけれど、打楽器は基本的に1楽器につき1人なので替えがきかない、「常に自分しかいない」という緊張感があって、そこにも惹かれました。主旋律ではないけれど、曲に彩りを添えたり、ちょっとした華を出したりできるのが打楽器の魅力だと感じています。

フレッシュキャンパスコンテストに出場中！配信ではリスナーとの“大喜利大会”が好評？

アナウンススクールにはもう通っているんですか？

夏頃から通い始めました。今はアナウンスの基礎や一般教養に関して勉強しているところです。

私は富山訛りがあるみたいで、先生に「どこの言葉かわからないアクセントだね」と指摘されることがあります。標準語のアクセントを身につけたくて、時間があるときはテレビでアナウンサーの方の言葉を復唱したりするのですが、まだたまに訛ってしまうんですよね。これは今後の課題の一つです。

将来、出演してみたい番組のジャンルはありますか？

バラエティもやってみたいですし、私は朝やお昼の時間帯の情報番組を見るのがすごく好きなので、そういう番組にもめちゃくちゃ興味があります！

『めざましテレビ』の井上清華アナウンサーと、『ZIP!』の水卜麻美アナウンサーが私の憧れなんです。めざましテレビで「スマイルチャージ」という表情筋のエクササイズをするコーナーがあるんですけど、いつも「はぁ〜可愛い〜〜♡」って思いながら見ています（笑）

現在はフレッシュキャンパスコンテスト（全国の大学生を対象としたミスコンテスト。以下、フレキャン）に出場していますよね。応募したきっかけを教えてください。

以前からインスタグラムの広告でよく流れていて、興味があったんです。「中川紅葉ちゃんとかもフレキャン出身だったんだ〜！」って。出場された方がいろんな方面で活躍しているのを知って、とても魅力に感じました。

それと、サークルの先輩にアナウンサー志望だということを話した時に、「それならフレキャンに挑戦してみなよ」と勧められたんです。その先輩の知り合いの方も昨年フレキャンに出ていたみたいです。ミスコン出身のアナウンサーの方も多いですし、自分も一歩踏み出して活動の幅を広げるチャンスを増やせたらと思って応募を決めました。

出場にあたって不安はありましたか？

ちょっとだけありました。私、けっこう心配性な性格で、ライブ配信も出来るか不安でしたし、個人情報漏洩とかも怖いなと思いました。でも、それなりのリスクを背負わないと、表舞台に立つことは難しいんじゃないかって思いましたし、出なかったことのデメリットよりも、出たことのデメリットの方が小さく感じたんです。

ライブ配信が不安とのことでしたが、実際に取り組んでみてどうですか？

見に来てくださる方がいることが嬉しくて、それがモチベーションになって続けることができています。

私の配信では、「大喜利大会」が好評なんですよ。 私がなぞなぞを出して、リスナーの方にボケた回答をしていただき、それに対して私がひたすら突っ込むという企画です（笑）

例えば、「朝に起きて吠える花はな〜んだ！」というなぞなぞで、答えは「朝、ガオー！」→「朝顔」なんですけど、「モーニング娘。」って答えたリスナーさんがいて面白かったです（笑）

学業との両立は上手くできていますか？

テスト期間も配信しなきゃいけなくてすごく大変だったんですけど、リスナーの皆さんがめちゃくちゃ優しくて……！「勉強しながら配信していいよ」とか「今日は20分だけで大丈夫だからね」って言ってくださる方もいたんです。

本当に素敵なファンの方に恵まれたなと思います。勉強の合間のリフレッシュタイムみたいな感じで、楽しく配信することができました。

フレキャンはいよいよファイナル審査に突入しました。最後にファンの方へのメッセージをお願いします。

いつも応援してくださってありがとうございます！皆さんのおかげで毎日配信もすごく楽しく頑張れています。最後の最後まで自分らしく精一杯頑張ってグランプリを目指したいと思いますので、応援よろしくお願いします！