美学生インタビューInterview
ダンス部で日本一になった過去の自分との“葛藤”
ミスキャンパス関西学院に応募した理由を教えてください。
アナウンサー志望なので、高校生の頃から「大学生になったらミスコンに出たい」と思っていました。
それから私、中学・高校とダンス部に所属していて、3度日本一になった経験があるんです。でも、そんな大きな経験をしたからこそ、そこから廃れていく自分が怖くて……とにかく何か新しいことに挑戦したかったんです。
大きな成功体験をしたからこその葛藤があったんですね。ミスコンに応募するにあたって不安はありませんでしたか?
私は周りの目をめちゃくちゃ気にする性格なんです。関学の提携校出身なので大学に知り合いが多く、「周りからどんな風に見られるんやろう?」という不安はありました。
でも、それ以上にチャレンジしたい気持ちが大きかったです。普段から「やらない後悔よりやる後悔!」「何事もやってみないとわからない!」というマインドなので、思い切ってエントリーしました。「もしダメだったとしても、神様がいい方向へ持っていってくれる」「その時はまた別のことを探そう」くらいの気持ちでしたね。
オーディションの手応えはどうでしたか?
ちょっとおこがましいんですけど、自信はありました(笑)特技披露ではダンスを踊ったんです。大舞台での経験はおそらく応募者の中で私が一番多かったと思うので、あまり緊張せず、「私を見て!!」くらいの気持ちで踊ることができました。特技披露が上手くできたので、そのあとの質疑応答なども落ち着いてできたと思います。
ファイナリストに選ばれて数か月経ちますが、どうですか?
大変なことはあるんですけど、それ以上に自分がどんどん変わっていってることが実感できて嬉しいです。
まず、ミスコンに応募する前から6〜7キロくらい痩せたんですよ!周りのファイナリストが可愛くて「このままじゃやばい!」と思っていたら自然と痩せていきました。メイクも以前は10分くらいで済ませていたのが、今ではYouTubeで垢抜けメイクを研究して、時間をかけてメイクするようになりました。
あと、ファッションも大きく変わりましたね。スカートやワンピースなんて今までほとんど着なかったし、アクセサリーもつけないタイプだったんです。
意外です。ガーリーな服、すごくお似合いですよ!
ありがとうございます!以前はTシャツにズボンに運動靴、みたいな格好をしていたんです。可愛い服も好きだったんですけど、自分が着るのは恥ずかしくて……。でも、せっかくミスコンに出場したので思い切って挑戦してみました。

特に母から大好評で、「最近ひなちゃん、ワンピースとか着ていいやん!可愛い!」って喜んでくれています。
今年のミスキャンパス関西学院は個性豊かなファイナリストが揃っています。長谷部さんの強みやアピールポイントを教えてください。
自分の強み……なんだろう……昔ならパッと出てきたんだけどな……。
……え、ごめんなさい、泣いちゃいそう!
(※しばしの涙タイム)
さっきもお話したんですけど、ダンス部を引退してから自分に自信が持てなくなってしまったんです。大会で日本一になり、東京オリンピックのハーフタイムで踊るなどたくさんの貴重な経験をさせてもらいました。その頃は「自分の強みはこれだ」と胸を張って言えるものがあったんです。

部活の肩書きがなくなってしまってから、何もない自分が嫌になってしまって……。ミスコンに出場してからも、周りと比べてばかりです。ファイナリスト全員で写った写真を見ると、「自分、ブサイクすぎてどうしよう」「なんでこんなに目がちっちゃいんだろう」なんて思います。こんなにも自分の容姿が嫌になったのは人生で初めてです。
でも、そんな話を友達にすると、「いやもう可愛いねんから!自信持って!」といつも励ましてくれるんです。本当に優しい子ばかりで、恵まれてるなと感じますね。
周りからはどんなところが魅力だと言われますか?
自分ではあまり好きじゃないんですけど、「目がくしゃっとなる笑顔が素敵」と言ってもらえます。
それから、「いろんなことに挑戦しててすごいね」と言われます。ミスコンの活動に加え、アナウンススクールや大学から始めたフィギュアスケート部の活動、スターバックスでのアルバイトなど、周りからは充実した人間に見えているみたいです。
ファイナルイベントに向けて意気込みを教えてください。
ミスコンに出場してる期間は、今までで一番自分磨きができる時間だと思うので、エントリーした時よりも何倍も可愛くなれるように最後まで頑張りたいです。また、見た目はもちろん、将来アナウンサーになりたいので言葉選びや伝える力も磨いていきたいなと思います。ファイナルイベントでは特技のダンス披露やスピーチなどがあるので、成長した自分を皆さんにお見せできたら嬉しいです。
アナウンサーの夢へ一直線!大学ではフィギュアスケートに挑戦
アナウンサーを目指し始めたのはいつからですか?
小学校高学年の頃です。当時の私は中学受験の真っ只中で、いわゆる“ガリ勉ちゃん”だったんです。毎日夜遅くまで塾の自習室で勉強して、家に帰ると『報道ステーション』を見て、朝起きたら『スッキリ』を見る、そんな生活を送っていました。
その頃、『スッキリ』に出演していた水卜麻美アナウンサーがめちゃくちゃキラキラして見えたんです。水卜アナは慶應の文学部卒で頭も良くて、見ているだけで元気をもらえるような方でした。「私も頑張ったら、こんなに綺麗で素敵なお姉さんになれるのかな?」なんて思って、そこから受験勉強のモチベーションも一気に上がりました。
また、高校時代にはダンス部の大会で、取材に来ていたフジテレビの永島優美アナにお会いする機会があって、カメラが回っていない所で少しお話をさせていただいたんです。とても明るくて気さくな方で、アナウンサーへの憧れがより強くなりました。
夢を叶えるために、大学入学後はどんなことに力を入れて取り組んできましたか?
一つは、1回生から通い始めたアナウンススクールです。スクール選びにはとてもこだわりました。6つほどのスクールに一人で足を運んでお話を伺い、キー局と地方局それぞれの合格率なども細かく確認した上で自分に合ったスクールを選びました。
また、フィギュアスケート部の活動にも励んできました。フィギュアスケートってオリンピックシーズンになるとテレビでも大きく取り上げられるメジャースポーツじゃないですか。プレイヤーとしての経験があれば、ジャンプの種類や難易度も理解できるのでアナウンサーの仕事にも活かせそうだと思ったんです。

フィギュアスケートは未経験なんですよね?難しくないですか?
想像以上に難しくて驚いています。全然飛べないし、回れないし、陸と氷上ってこんなに違うんだなって。
でも、唯一「スパイラル」と呼ばれる片足を上げて滑る技だけ得意なんです!ダンスで身につけた柔軟性を活かせるので、選手権に出場する人と同じくらいの高さまで足を上げられるんですよ。普通の人はなかなかできないことらしくて、ちょっと嬉しいです(笑)

では最後に、将来どんなアナウンサーになりたいか教えてください!
視聴者の皆さんに「この子を見ていたら元気になれる」と思ってもらえるアナウンサーになりたいです。私も小学生の頃、毎朝テレビでアナウンサーの方を見て、「今日も一日頑張れそう」って気持ちになれたんです。自然と誰かにエネルギーを与えられるような、そんなアナウンサーになることが目標です。
美学生プロフィールProfile
長谷部 雛乃 (はせべひなの) 関西学院大学 社会学部2回生
>お仕事を依頼する- 生年月日
- 2005年11月8日
- 出身地
- 大阪府
- 憧れの人
- 水卜麻美さん・本田真凜さん
- チャームポイント
- 笑ったときに目がクシャッとなるところです
- 性格を一言で表すと?
- 初志貫徹
- 異性を落とすコツは?
- ニコニコします(笑)
- 主な活動
- ミスキャンパス関西学院2025 Entry No.5 / フィギュアスケート部(大学) / ダンス部(中学・高校) / スターバックスでアルバイト
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担当カメラマン・インタビュアーCameraman & Interviewer




















